でかるちゃー

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Rakuten_Tech_Conference_20151121

在籍中も退職後も、一応毎年参加している Rakuten Tech Conference に行ってきました。

今回はDevOpsを中心としたセッションを見ました。自分も開発&運用を担当していたので、色々取り組んでいたつもりですが、まだまだやることはいっぱいあったなーと言うのが正直な所です。

その中でも一つ気になったのが、楽天市場の負荷試験方法です。

 

一旦、自分の担当してきたサービスの話になりますが、

 ・本当の初回リリースは本番環境全体を使用した負荷試験を行い耐久検証

 ・それ以降の機能追加などのリリース時は、本番はサービス停止出来ないので、代わりにステージング環境などで模擬的な負荷試験を行い、スペック比などから系数倍して耐久度を見積もり

という感じで行っていましたが、後者の負荷試験後、いざ本番反映をすると、系数の見込が間違えていたのか、想定以上に負荷が高くなってしまったという経験が何度かありました。

 

で、今回お話を聞いた、楽天市場での負荷試験ですが、

 ・本番環境で実施

 ・当然、サービスは無停止のまま

 ・検証用の店舗(本番には載ってるけど一般には見えない?)でお買い物

といことで、ステージング環境では同じマシンスペックx台数用意出来ないという問題を解消しているそうです。

この負荷試験作業を、セールなどを実施していない期間の深夜時間帯に、担当メンバー張り付きで、定期的に実施されているとのこと。

あと、気になったのは、楽天市場外のシステム(会員情報とかレコメンド機能とかかな?)も本番に繋がっているものであることが意味あるらしく、それらを組み込んでいるそうです(とは言っても影響与えないような仕組みがあるんだろうな。)

仕組みも気になりますが、負荷試験をしている接続元のサーバー台数とかも気になりますね。

 

あと、全然関係ないけど、久々にミッキー(三木谷社長)を間近で見ました。やはり威圧感ありますね。